ご挨拶
こんにちは、こんばんは、ちまです。
私はよくセリアのミニチュア商品を買うのですが、先日スーパーのカゴのミニチュアVerが売っていました。
本物そっくりで可愛かったので思わず色違い全種類買ってしまいました。大満足です。
今日お話しするのは、オトメニアチャンネルオリジナルのお話「港の錆色の猫」です。
港の錆色の猫5
太郎はおじいさんを助けてくれたカジキの代わりに、若い魚たちを少しでも多く助けてやりたいと思っていました。
そしてある日、源太が釣った魚を入れたクーラーボックスの蓋が開いていることに太郎は気づきました。そこで、源太が釣りをしながら宇宙メダカの新聞記事に夢中になってる隙に、太郎は魚を助けたい一心で、クーラーボックスから若い一匹の魚を口に咥え、連れ出そうとしました。
そのことに気づいた源太は太郎を怒鳴りつけました。「太郎、こらダメじゃないか。その魚は、お世話になっていて、今病気で苦しんでいる人に届ける大事な魚なんだ。あまり食事も取れなくなっているけど、楽しみに待ってくれてるんだ」
驚いた太郎は、魚を口から地面に落としてしまいました。
太郎は、ライオンが生きて行くために獲物を襲うように、魚も生きて行くための大事な食材でもあることに気づきます。そして、自分のやったことは間違いであったことを学び、源太に心の中で「ごめんなさい。僕は魚を助けることばかり考えて、魚を必要とする人のことを考えていませんでした。もう二度とこんなことはしません」と謝りました。
そして、天国のおじいさんにも謝りました。